Career Summary
大学院修了後、大手電機メーカーに入社。通信ミドルウェアの開発を経て、新規事業部門でスマートフォンアプリとクラウドインフラのリードエンジニア兼マネージャーを務め、ジョイントベンチャーの立ち上げにも携わる。VMware Tanzu Labsでフルスタックエンジニアとしてテスト駆動開発やアジャイル開発の導入を支援した後、Bekind Labsに参画。
Q
これまでのキャリアについて教えてください。
大学院を修了した後、大手電機メーカーに入社しました。キャリアのスタートは、ハードウェア製品に組み込まれるソフトウェアの設計・開発です。主にBluetoothやWi-Fiの通信ミドルウェアを担当し、設計やコーディングを行っていました。
その後、社内で新規事業を提案し、承認されたことをきっかけに、その立ち上げに携わりました。その事業ではWebアプリケーションやスマートフォンアプリが必要だったため、それらの設計・開発の責任者になりました。こうして、C言語を使った組み込みソフトウェアの開発から、Web開発へと仕事の領域が広がっていきました。
当時所属していた会社は、事業をつくることを中心に据えた事業会社でした。一方で、自分としては、プロダクトやソフトウェアの開発方法をもっと磨き、エンジニアとしての力を高めたいと考えていました。
そこで選んだのが、VMware Tanzu Labsです。アジャイル、特にXPを軸に、持続可能なソフトウェア開発を専門とする組織でした。お客さまに開発の方法を教えながら、お客さまと一緒にチームで実際に開発し、お客さま自身が開発を進められる力をつけていく仕事です。
お客さまに教える立場になるには、自分自身がその方法を深く理解し、さまざまなユースケースで実践できる必要があります。それが、自分のエンジニアとしての力を高めたいという思いに合っていて、次のキャリアとして選びました。
その後、VMware Tanzu Labsのメンバーが立ち上げたのが、現在のBekind Labsです。Tanzu Labsで大切にしてきた仕事の進め方や価値観はそのまま引き継がれていて、同じ考え方を持つ仲間と、これまでと変わらない働き方を続けられることが、参画した理由です。
"教える立場だからこそ、自分自身が深く理解し、実践できる必要がある。"

Q
エンジニアとマネージャー、両方を担うのはどんな感覚ですか?
エンジニアとしては、新しい技術、特にAIを使った開発をキャッチアップして、実際に試すようにしています。みなさんご承知の通り、AIがソフトウェア開発に与えた影響は非常に大きいです。日々、どのようにしてAIを開発に使うべきかのキャッチアップはもちろんですが、私たちは組織で仕事をしているので、それをどうやってチームに広げ、使い方を揃えていくのかを試行錯誤する日々を過ごしています。従来とは大きく違う方法でも恐れずに、自分で確かめて、本当に良ければ取り入れていく姿勢を大事にしています。
マネージャーとしては、ほかのメンバーが気持ちよく働けているかを気にかけています。数ヶ月〜半年単位でプロジェクトが切り替わるので、その節目ごとに、各メンバーがどのような方向に力を伸ばしたいと考えているかを意識しています。
"従来とは大きく違う方法でも恐れずに、自分で確かめて取り入れていく。"


Q
実際にどのように働いていますか?
まずは、お客さまの状況を把握することから始めます。その中で、お客さまが潜在的に困っていることや、どこを解決すればやりたいことを満たせるのかについて、仮説を立てて検証していきます。お客さまと一緒に、潜在的なニーズやペインを明らかにしていき、そこに対する解決策を提供するのが私たちの仕事だと考えています。
また、クライアントの関係者が何を求めているのかに合わせて、進め方の重点も変えています。チームの成長やスキルの向上、アジャイルのノウハウを身につけることが目的であれば、チームにノウハウを伝えていくことを重視します。
一方で、プロダクトを早くつくって市場やユーザーに届け、改善を重ねていくことが目的であれば、開発のスピードなどに重点を置きます。何を大切にして進めるかは、目的に合わせて柔軟に変えています。
もう一つ大切にしているのが、心理的安全性です。社名の「Be kind」にも表れているように、Bekind Labsの組織文化として、私たちみんなが大切にしていることの1つです。誰もが率直にフィードバックしたり、もっと良いプロダクトにするための提案をしたりできる環境が、良いプロダクトづくりにつながると考えています。
新しい技術に触れているときはもちろん楽しいです。それに、お客さまとコミュニケーションを取る中で、「このお客さまには、こういうアプローチで役に立てるのではないか」と明確に意識できたときには、手応えがありますね。お客さまのニーズやペインを明らかにし、そこに解決策がうまくはまったときに、この仕事の楽しさを感じます。
"ニーズやペインを明らかにし、解決策がうまくはまったときに、この仕事の楽しさを感じる。"


Q
どんな人と、どんな経験を一緒にしたいですか?
"現場の声を聞き、ソフトウェアとして形にして、実際の利用者に価値を届ける。"
PM、デザイナー、開発者が一緒に取り組むBalanced Teamでは、互いに支え合うことが前提になっていて、失敗を共有するハードルもとても低いと感じています。だからこそ、自分にはないスキルや経験を持っている人と一緒に働きたいですし、そういう人が力を発揮しやすい環境だと思います。
入社して最初の3ヶ月は、まずお客さまの現場に行ったり、直接コミュニケーションを取ったりしながら、お客さまやユーザーが何を求めているのかを深掘りし、探索する経験をしてほしいです。
エンジニアは、これまで実装する部分にフォーカスしてキャリアを築いてきた人が多いと思います。もちろん、プロフェッショナルとして高い技術力があることは前提条件です。そのうえで、私たちのミッションは、現場の声を聞き、それをソフトウェアプロダクトとして形にすることで、実際の利用者に価値を届けることです。だからこそ、お客さまの状況を理解しようとする姿勢や、対話する経験が大切だと考えています。
お客さまとペアプログラミングやペアワークをする機会も多いので、コミュニケーションを取りながら一緒に仕事をすることに、深く関わってもらいたいです。

Bekind Labsでは、お客さまと一つのチームになって開発しながら、お客さま自身が開発を進められる力を一緒に育てています。新しい技術を恐れずに試し、現場の声を価値に変えていく。そんな仕事を一緒に楽しめる仲間を、私たちは待っています。







